OBERON

OBERON(オベロン)はリアルタイムに体内の情報を検出し、可視化してくれる測定器です。「オベロン」も「オステオパシー」と同じようになじみのない言葉なので疑心感が強くなると思われますが、身近なモノだと原理は違いますが、Apple Watchの心拍数を確認する機能をイメージしてもらえればと思います。

 

心臓には心臓固有の周波数があります。

※ 心拍 : 1周期1.0~0.6秒(1.00~1.66 Hz), 約60~100回 / 分 (安静時)

この周波数と実際の測定値を比較することで心臓の状態を把握できます。図の例だと心臓が1分間で91回動く速さで動いていることがわかり、心拍数は正常の範囲内ということもわかります。

 

これをさらに発展させて心臓だけでなく全身の細胞レベルまで測定できるようにしたのがOBERON(オベロン)です。OBERON(オベロン)は今の状態を測定して正常からどれくらい離れているかが【1】~【6】の数値で表示されます。(数字が大きいと状態が悪い)先ほどの心拍数の例だと、60~100の正常範囲なら【1】 or 【2】と表示され、60より少なくなったり、100より多くなると問題の度合いに応じた数値が表示されます。(最大は【6】)

 

下図を見ればわかるようにMRIやレントゲンの画像と比べてどちらがわかりやすいかは一目瞭然だと思います。

※ 実際はもっと細かいミトコンドリアや遺伝子の状態までわかります。


特に検査が難しいとされている膵臓、肝臓、腎臓などの「実質臓器」の状態もわかるというところが大きいです。胃や腸など中が空洞の「管腔臓器」は内視鏡などで比較容易に検査はできますが、「実質臓器」は細胞がみっしりと詰まっているのでそういうわけにはいきません。また、膵臓は胃や腸の後ろにあるため、健康診断などで受ける腹部超音波検査(エコー)も完全ではありません。

 

しかも、レントゲン、CTのような放射線被ばくもなく、MRIのような閉鎖空間で長時間の束縛もなく、血液検査などの多少の痛みもなく、内視鏡のようなストレスもありません。測定方法はヘッドホンを付けてただ座っているまたは寝ているだけです。測定だけでなく、何か問題があれば各臓器、細胞、DNAなどポイントを絞って調整もできます。

※ OBERON(オベロン)は医療機器ではないので、医学的診断や治療には使用できません。

 

測定スペース
測定スペース

■ OBERON(オベロン)の流れ

現在の症状や困っていることをヒアリング

椅子に座ってヘッドホンを付けてもらう

測定開始

※ 測定時間は約20分です。

画面を見ながら測定結果を説明

メタセラピーを行い問題のある細胞や臓器を調整

※ メタセラピーの時間は約30分です。

終了

 

OBERON(オベロン)でできること

  • 約20分程度イスに座っているだけで全身をスキャンして人間ドックより細かく問題のあるところがわかる
    • 人間ドックや健康診断のように数値が書かれた紙を渡して終わりでなく、その場で画面を見ながらきちんと説明もするのでどこが正常でどこに問題があるのかが理解しやすい
    • オステオパシーやOBERONをやっても数値が下がらない場合はなんらかの病気が疑われるので、自覚症状が出る(病気になる)前に病院の適切な科への受診を勧めることができる
  • 人の感覚という主観的な評価から、オステオパシーの施術前と後で何がどう変わったかを客観的に評価できる
  • 術者が施術前と後の変化や問題のあるところが客観的に数値でわかるので試行錯誤が可能になりオステオパシーの施術精度が上がる
  • オステオパシーでは対応できなかった症状まで対応できるようになる

現段階ではOBERON(オベロン)による測定結果はあくまで参考程度にとどめるべきと考えており、完全に信用しているわけではありません。ただ、測定結果を見る限り、全く使い物にならないという印象はなく、測定に協力してくれた人の自覚症状や私たちがオステオパシーの検査をしていて問題がありそうな部分は捉えられているとは思います。

 

そんなよくわからないものは使えないと最初から決めつけるのではなく、自分できちんと使ってみて、データを蓄積し、そのデータを解析し、実際に使えるかどうかを見極めてます。今後データの蓄積が進んで医療機器の検査結果などとの相関が確認されてはじめてきちんと使われるべきものだと思いますが、そのためにもきちんとデータを取り、取得したデータを地道に解析していくことが必要です。

 

ちなみに、ドイツでは6,000以上の医療施設で使われ、医師や専門家の指導のもとにハー モナイズによる健康状態の改善に取り組んでおり、一般の病院でも数多くの医師がそれを取り入れ、数々の臨床例がその効果を実証しています。 

ドイツの症例はこちら

 

もともとなんのための技術なのか?

諸説あるようですが、宇宙飛行士のための技術という説があります。

宇宙という地上から遠く離れた場所からでも宇宙飛行士の状態を把握し、制限がとても多く、過酷な環境下で働く宇宙飛行士の健康を守るために考え出された技術だそうです。

 

遠隔医療の必要性 

OBERON(オベロン)の特徴として遠隔でもリアルタイムで測定が可能な点があげられます。

離れていても私たちにリアルタイムにデータが届くのでわざわざ立川まで来ていただかなくても分析とセラピーが可能です。

※ 最初は可能であれば直接会って症状を確認したいと考えてます。

 

医師の数も減り都市から離れれば離れるほど医療が受けられない地域が今後増えていくと言われてます。

状態が悪ければそもそも移動するのも大変ですし、通うのに時間や手間がかかれば億劫になって多少のことなら我慢してしまう。でも、我慢すれば我慢するほど状態が悪くなり、最悪の場合は気が付いたときにはもう手遅れになる可能性だってあります。

 

遠く離れていても在宅で状態を確認できてセラピーもできればこれに越したことはない。

未来の医療の形になるのではないかと思ってます。

 

なぜ、知られていないのか?

こんな便利な測定器があるのに、なぜ、知られていないのか?

たぶん、なんでこんなことができるのか?が実はよくわかってないからだと思います。

OBERON(オベロン)は”傍流技術”、いわゆるオーバーテクノロジーです。

 

マンガ「日本沈没」によると世の中に知られている”最先端技術”は”本当の最先端”から見れば数世代過去のものと言われてます。”技術”は大衆の広い理解と生産コスト上の合意を得たもののみが”まっとうな技術”として世に受け入れられ、それ以外は「傍流」とみなされてしまう。

 

今はエビデンスがないものや理論が解明されてないものは似非だとか安易に決めがちですが、”本当の最先端”は情熱を持った人たちの本気の試行錯誤の結晶であり、データ取得技術が追い付かず確かめる手段がなかったり、まだ誰も研究もデータも蓄積してないのでエビデンスも理論もないのは当然です。

 

個人的には原理や理論はわからなくてもリスクが少なく使えそうなものなら積極的に使うべきと考えます。

誰かが使わなければデータも理論も付いてこない。

理論なんてものは実践の後から付いてくるものだと思います。

エビデンスがあるものだけが正しいのではく、実際に使って実験した結果だって正しい。

実験した結果は全て事実だから。だから面白い。

 

使ったこともないのにあーだこーだ言うのはフェアじゃないし、実際に自分で使ってみてそれでも使い物にならないと判断すれば使わなければいいだけの話。最近は使ったこともないのに文句だけは一人前の人が多すぎる。

とにかく行動しないと物事はわからない。

そんなよくわからないものは使えないと決めつける前に1回受けてみてから判断してほしいです。

私としてはこの原理にもとても興味があるので、自分で実験してデータを解析して解明していきたいと考えてます。

 

やっていることを簡単に説明すると

人体を構成する組織、組織を構成する約200種類の細胞はそれぞれ固有の周波数を持ってます。

その固有の周波数を理想として、実際に計測した結果がどれだけ理想と離れているかで組織や細胞の状態を把握します。

計測した結果が理想に近ければその細胞は正常で、理想から遠ければその細胞になんらかの異常があるイメージです。

 

正常に近い状態
正常に近い状態
何らかの異常が起きている状態
何らかの異常が起きている状態

 

状態を把握するだけでなく、ある細胞の波形が異常だった場合、正常の波形に近づけるように調整することもできます。


オステオパスによるオベロン

オステオパシーの創始者アンドリュー・テイラー・スティル(Andrew Taylor Still)は『身体の全てのパーツと構造が、できる限り完全に共働する身体、心、そして魂。生命にとって必須な物質を与えてくれる環境の中でこれら3つが全て共生している状態と考えた。これが“身体は1つのユニットである”という原則である。心と身体は、心構えや知的能力を生みだす。心と魂は、精神的、心理的人間を作る。環境、 空気、水、食物、熱、防衛、休息はすべて健康に影響する。また、健康であるには“ポジティブであること”が必要である』と述べています。

 

私は上記のSOUL(魂)の部分が OBERON(オベロン)で目指していることだと考えているので、普段の施術とOBERON(オベロン)を組み合わせることで創始者が考える本当の意味でのオステオパシーが実現できるのではないかと思ってます。

 

OBERON(オベロン)を使いこなすためには医学的な詳細な解剖学と生理学的な知識が必要になります。

オステオパシーを勉強しているオステオパスはここら辺の知識はかなりありますし、いわゆる西洋医学的(部分的)な視点だけでなくオステオパシー的(全体的)な視点も取り入れることで、より深く使いこなせます。

 

■ 使えそうなものならなんでも使ってみるの精神。

オステオパシーは日本だと国家資格として認められていないので血液検査もできなければ、内視鏡、レントゲン、CT、MRIも使用できません。ここら辺は健康診断の結果だったり、病院で撮ってもらえばよいのでそこまで大きな問題ではありませんが、原因不明が多い医学の現状から病院で行われる検査結果だけでは情報が足りないということは皆さんもなんとなくわかっているのではないでしょうか?

 

本来、原因がわからなければ対策もできません。

にもかかわらず、医師は原因が明確になってなくても何かをしなければいけないので薬を処方したり、手術をしたりします。

 

原因がわからないなら情報は多ければ多いほど見つけられる可能性は高くなります。

一般的な病院で行われる検査に加えてオステオパシーの視点で行われる関節などの可動検査とオベロンから得られた情報の3つの視点で原因を追究していきたいと考えてます。

 ※ ただし、情報は多ければ多いほど良いと言ってもごみ情報はノイズにしかならないのでごみ情報はいらない。

 

 どんなに優れたものでも人が作り出したものである限り必ず良い(得意な)点と悪い(苦手な)点がある

オステオパシーは関節などを構成する組織(軟骨、靭帯など)が損傷した場合、直接アプローチする手段はありません。

関節の可動性を改善→液循環も改善することで結果的に良くなるようにするという間接的なアプローチしか取れません。

 

筋肉、靭帯などの関節に関する問題は人の手で直接刺激を与えた方が効果的だと思うのでオベロンは苦手だと思います。

苦手な部分はオステオパシーで補えばいい。両方の得意な部分を生かせばより効果的な施術が可能になる。

 

オステオパシーは内臓の実質に直接作用させる手段がありません。膜を通して細胞を活性化させるイメージで、細胞自体に作用させられない。その点、オベロンは内部からの活性化が可能です。

 

ただし、あくまで対処療法。悪くなった部分に対してアプローチするだけで、なぜ悪くなったのか?までは踏み込めません。でも、一番大事なのは「なぜそこが悪くなったのか?」です。

これをつぶさないと悪くなる ⇒ 良くなる ⇒ 悪くなるを繰り返すばかりになってしまいます。

オステオパシーの良いところはこの「なぜ悪くなるのか?」まで踏み込めることです。 

 

体験してみたい方はこちら

 

体験者の声

実際に体験した人たちの声はこちら

 

もっと詳しく知りたい

OBERON(オベロン)はアメリカの「Oberon」社が、他社との共同研究を経た後に、作られた正真正銘の NLS機器です。

 

 「NLS」は、Non linear systemの略です。ロシアで開発されたシステムで、「Bioresonance(バイオレゾナンス)」という考えに基づいています。生きている臓器、組織、細胞などは、それぞれ固有の生理的、生化学的などの環境下で機能しているため、それ独自の周波数を発してます。

種々の外的・内的因子(飲食、微生物、毒素、環境的因子、心理的ストレスなど)の影響を受けて、生体内の各臓器、各組織、各細胞などを維持するために、様々な代謝活動などが行われます。その結果、種々の状態に応じて、各臓器器官や組織、細胞などは、独自の周波数を放射しています。正常範囲内で機能している場合と、病的な場合では、それぞれの臓器などが形成しているEMFおよび放射している周波数は異なることがわかっています。

 

NLSは、「データ処理および統計的手法」を使い、上記のバイオレゾナンス(Bioresonance)の概念と観察結果に基づいて、人体の各臓器(組織、細胞など)の微細な周波数の変化を測定することにより、それらがどういう状態であるかを提示するシステムです。