自分自身の成功のための習慣

私たちに意思決定力があり、それはいつか消耗してしまうものだと理解し一日の早い段階からそれを意識的に使うべきです。


では、どんなことにその意思決定力を使うべきなのでしょうか。


意思決定力を最大限に生かすにはどんなことに使うべきなのでしょうか。
それは習慣化させることです。
自分自身に何も課さないなんてこと、私たち人間はできないのです。
一日でも、2 〜3日でも続けていき…来年になったらどうなっているでしょうか。
毎日続ける事で人間は記憶に残り、毎日続ける事ができるのです。
何か大失敗をしてしまうとき、例えば妻や夫、家族とケンカをしてしまったり、正しい食生活を送れなかったり、
そんなときには自分自身に言い聞かせてみて下さい。
“ 次には必ずできる” と。
これを実際に言っている人っているでしょうか。
毎日それを言っている人っているでしょうか。
私は言っています。
そしてそれを言うときに、“ 次まで覚えておこう”、そして反省することで自分自身をプログラミングするのです。
だから次にまた出来なかったら、もっともっと反省しますよね。
そうやって何度も繰り返します。
自分自身に何かを強いるのではなく、ただ同じ事をするだけでいいのです。
私たち人間は、自分自身が思っているよりも習慣で生きている生き物なのです。
毎日同じ事を繰り返し、同じ気持ちになり、同じ考え方をしています。
それをミキシングし直すのです。
今あるものを少しだけミキシングすることで、自分の事を大切にしていると錯覚できます。
そして全体を把握すれば自然と見かけも良くなるのです。わかりますね。
では、その意思決定力を使ってあることをしましょう。
これはトニー・シュワルツから学んだやり方です。
出来れば朝早く、新しい習慣を付け加えます。
これを習慣付けるには30日かかります。
始めは頑張らなきゃ、やらなきゃ、といった山を越えているような感覚ですが、2 〜3週間後には驚くほど簡単にできるようになります。
そして30日経つ頃には山を越え、新しい基盤ができ、それがあなたを引っ張ってくれるようになります。
この小さな意思決定力に対しての投資、つまり30日間の新しい習慣付けを行うと30日後にはもう何かに引っ張られます。
1つ1つの習慣を行うのです、それ以上はストレスになってしまいますからね。
30日後には“ なるほど、こうやっていけばいいのだ” という感覚がつかめます。
毎月1つずつ、それを1年間続けてみます。
そうすれば、あなたの人生に新しい12 個の習慣が身に付きます。
1年経つともう今の自分ではなくなっているのです。
もう自分がどんな人間だったかわからなくなります。
それでもとっても気持ちがいい、新しい素敵な自分になっているのです。
もう一歩先に行ってみましょう。
では意思決定力を使って、自分自身を熟知し基礎を作り、新しい習慣付けをするにはどこに焦点をあてればいいのでしょうか。
どんな習慣をまず始めに身につけるべきなのでしょうか。
それは“ パーソナル・サクセス・リチュアル” つまり、あなた自身の成功のための習慣なのです。