食材を理解して保存を極める!

 

おいしいごはん作りに生鮮食品は欠かせません。

 

普段は冷蔵庫という便利なものがありますが山にはもちろんありません。

特に気温の高い夏は保存に気を配る必要があり食品ごとの特徴や常温での保存方法を知らなければいけません。

 

また、食材はあなたの想像以上に重くかさばります。

そして、ゴミがでるなど制約も多いです。

 

そんな条件をひとつひとつクリアして安全でおいしいごはん作りを実践しましょう!

大自然の真ん中で仲間と食べる手作り山ごはんは最高においしいです。

 


◆ 食品の特性を知る


食品の傷みの原因は大きく分けて2つあります。

 

① 細菌の繁殖により有毒成分が発生する

② 空気の接触により成分が酸化する

 

この2つをいかに減らすかが食品の劣化を遅らせるポイントです。

水分が少ないと微生物の働きを抑えることができるので干して水分を抜けば抜くほど保存期間は長くなります。そして水分がなくなる分軽くなります。

 

● 肉・魚

 

おかずの主役となる肉や魚は鮮度を保つための工夫が最も必要な食材です。

水分の多い魚は肉よりも鮮度が落ちやすく生で持っていくのは難しいです。

 

肉は種類によって保存性に差があります。

水分を多く含む鶏、続いて豚、牛の順で劣化しやすいです。

 

また、赤身に比べて脂身の方が傷みやすいのでできるだけ脂身は取り除きましょう。

 

 

・肉・魚の保存のポイント

 

① 肉は塊で買う 空気に触れる面積が大きいほど、傷みやすいのでなるべく塊の状態で買いましょう。ひき肉や細切れ肉を生で持っていくのは避けましょう。

 

② 油を表面に塗る、オイル漬けにする、溶かしバターで冷やして固めるなど、表面を油でコーティングして空気との接触を防ぎましょう。

 

③ 塩、味噌、醤油など塩分の殺菌力と空気に触れさせないことで保存性がアップします。

 

④ 炒める、焼く、煮込むなど、しっかり火を通してから持っていく。 調理済みのものを冷凍して携行するのもいいです。

 

⑤ 魚は干物にします。ワタを取った魚を塩水に15分〜30分ほど漬けてから天日に干します。

 

 

● 主食

 

・米

山ではとぎ汁の出ない無洗米が便利。 鍋で米を炊くのが不安なときや軽量化や手軽さを重視する場合はアルファ米を使うのもいいです。

 

・パン

水分が少なく型くずれしにくいフランスパンがおすすめ。 水分の多い食パンや調理パン、具が練り込まれたものは傷みやすい

 

・麺類

塩分や麺の成分を含んだゆで汁を排水施設のない場所で捨てるのは厳禁。 パスタ類より湯で時間の短いそうめんなどが山向きです。

 

 

● 野菜

 

山では不足しがちになるビタミンや食物繊維が豊富が豊富な野菜類は積極的に取りましょう。

 

空気に触れたところから劣化するので切らずにまるごと持っていきましょう。

また酢漬け、塩漬けなどにしておくのも効果的です。

 

暑い時期に育つ野菜や根菜は比較て常温でも長持ちします。

逆に水分の多く表面が柔らかい、葉もの、もやしなどは傷みが早いです。

 


◆ 持ち運びの工夫で保存性アップ!


● キャベツは外から葉をむいて持っていく

 

丸ごと1個使い切れないキャベツは、葉をむいて必要な大きさにして持っていく。

山でも全体を切るのではなく葉をむいてから切るようにすると鮮度を保てます。

 

 

● 野菜は新聞紙でくるんでからポリ袋に入れる

 

野菜は密閉すると自ら出すガスや水分で傷みが早くなります。

新聞紙にくるんで密閉しないようにポリ袋などに入れましょう。

 

 

● 生肉は冷凍したものと一緒に包んで持っていく

 

冷凍は最も長く低温を保つ保存方法ですが生肉を自然解凍するとどうしても味が落ちます。

これが気になる場合は、冷凍したほかの物と一緒にタオルなどで包んで持っていくといいです。

 

保冷剤は保冷力は高いですが、一度溶けてしまうと使い道がありません。

お茶などが入ったペットボトルを凍らせて保冷剤代わりに持っていく方がオススメです。

私はコンビニなどで売っているすでに凍っているペッドボトルを使用してます。こっちの方が保冷時間が長いイメージですが実際はわかりません。

 

食べられて保冷剤代わりにもなる味噌玉もオススメです。

味噌玉とは、味噌に顆粒だしと好みの具を混ぜて、みそ汁一杯分ずつに丸めるたものです。

味噌は冷凍しても味は変わらないので、保冷剤と食材の2つの役割を担ってくれます。