登山での天気予報の活用法


◆ 1週間程度前


週間予報で天気の流れを確認します。1週間先の予報はまだ70%くらいしか当たらないのであくまでも最新の予報を聞きましょう。気象庁のホームページに出ている週間予報には自信の程度がABCでランク付けされているので参考になります。

 


◆ 前日


お天気マークだけの予報だけでは情報が足らないので、解説者がいるTVかラジオを聞きましょう。


解説で上空の寒気の有無、「山沿いでは・・・」、「大気の状態が不安定」などのキーワードに注意します。このキーワードを聞いたら悪天候になる可能性が高いので山行を中止した方がよいです。

 

海上で波が高いときは、山でも風が強いこともあります。

 


◆ 当日の朝


午前5時以降の最新の予報を確認します。

 

地方紙は細かい区域別予報も載っていて便利なこともあります。

 

NHKの「ラジオあさいちばん」は朝5時ごろから8時ごろまで繰り返し何回も解説付きの天気予報を流してくれるので便利です。

 

落雷予報はフランクリンジャパンのホームページが信用できます。


◆ 山行中


周囲の雲や風など天気の変化の様子に気を付けます。

 

山の天気は平地と違うので予報が外れることもあります。予報と違って天気が悪いときは現地の実況に基づいて判断します。決して楽観的な判断をしないようにしましょう。

 

悪天候の時や雷の危険が大きいときはスケジュールの変更も含めた柔軟な姿勢が大事です。

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